■「人を雇いたいのですが……」と聞いてみよう
最後に、あなたが会った社労士が、どれだけポテンシャルを秘めているか。もっとも簡単にわかる質問をお伝えしておきましょう。この質問に対する回答は、経験者にはその実績値をはかるものでもあり、育てる場合にはセンスをうかがうものでもあります。 その質問は、「これから人を採用しようと考えているのですが、どんな準備が必要で、どんなことをする必要がありますか?」というもの。 シンプルですが、結構奥が深い質問です。社会保険や労働保険の話題だけしか出ないようであれば、三流。助成金や就業規則等の話まで出れば二流。採用の方法や育成、コーチング、将来展望、今後についてのヒアリングまで出れば一流です。 ちなみに、超一流は、「なぜ、採用するのですか?」と質問で返します。そもそも採用する必要があるのか、その真意は何なのか、本質を探しにくるからです。 ぜひ、あなたもこれから絶対的に必要である人事労務のパートナー。妥協せずに見つけてみてください。