2022年12月20日「コロナ禍で露呈した「使える士業」と「使えない士業」の決定的な違い」横須賀輝尚の記事がYahoo!ニュースに掲載されました。

2022年12月20日「コロナ禍で露呈した「使える士業」と「使えない士業」の決定的な違い」横須賀輝尚の記事がYahoo!ニュースに掲載されました。

ところが、ところがです。「助成金は専門外なので」って逃げた社労士もいっぱいいたんですよ。中には雇調金の情報すら顧問先に出さない事務所もあったとか。通常時はわかりません。事務所の経営戦略的に、あえて助成金業務を行わない。そういう事務所もあります。でも、でもです。今回のような有事に、「うちの事務所はやらないので」って言う選択肢あると思いますか?少なくとも、同業者間でなんとかやれる社労士を探すべきだっただろうし、少なくとも情報は出すべきです。それをやらない社労士もいました。

国難とも言われたコロナ禍に、「専門外」て。その社労士も、顧問料の無駄です。もし、泣く泣く解雇や退職勧奨された社員がいたとして、それは優秀な社労士がいたら回避できたかもしれません。もちろん、助成金だけの話ではなく、労務問題、労務管理も同じ。コロナ禍で注目されたもののひとつに「テレワーク」がありますが、優秀な社労士がいれば、社内規程もスムーズにつくれたし、社労士の指導によるテレワーク実施によってかえって生産性を上げた会社もあります。

だんだんお分かりいただけましたか? 世の中には、単なる「士業」と「プロ士業」がいるのです。

横須賀輝尚 パワーコンテンツジャパン(株)代表取締役 WORKtheMAGICON行政書士法人代表 特定行政書士

【プロフィール】
1979年、埼玉県行田市生まれ。専修大学法学部在学中に行政書士資格に合格。2003年、23歳で行政書士事務所を開設・独立。2007年、士業向けの経営スクール『経営天才塾』(現:LEGAL BACKS)をスタートさせ創設以来全国のべ1,700人以上が参加。著書に『資格起業家になる! 成功する「超高収益ビジネスモデル」のつくり方』(日本実業出版社)、『お母さん、明日からぼくの会社はなくなります』(角川フォレスタ)、『士業を極める技術』(日本能率協会マネジメントセンター)、他多数。

2022年12月20日 Yahoo!ニュース配信